2021年2月15日

コロナ禍で気温の高い日も続くこの頃ですが、ウインターシーズン真っただ中の今、スキーの事故事例を分析し、原因から安全対策について考えてみたいと思います。 2011年に広島県のユートピアサイオトスキー場で発生した、民間の野外団体によるスキー教室での子ども衝突死亡事故です。事故発生からの経過を、新聞やニュースサイト等の報道を追ってみていきます。 事故発生 2011年12月27日午後1時30分頃 場所：ユートピアサイオトスキー場 天候：晴れ 傷病者：11歳少年（スキー） 頭蓋骨骨折・意識不明 少年が意識不明、スキー板置き場に衝突か （広島県） 日テレニュース 2011.12.28 ２７日午後、広島・北広島町のスキー場「ユートピアサイオト」で、１１歳の少年が頭を強く打ち、意識不明となっている。 ２７日午後１時半過ぎ、消防に「子供が倒れた」とスキー場の職員から通報があった。倒れていたのは広島市内の１１歳の少年で、コース内のスキー板置き場のそばで発見された。ドクターヘリが駆けつけて応急処置をしたが、少年は頭蓋骨を陥没骨折しており、意識不明だという。少年が倒れていた場所など周囲の状況から、スキー板置き場にぶつかり、頭を打ったのではないかとみられている。 ユートピアサイオトで少年スキーヤーがスキー板置き場にぶつかり死亡する事故 スキー事故相談他 行政書士 森本剛法事務所Blog 2011.12.31 2011年12月27日午後1時半過ぎ、ユートピアサイオトで、11歳の少年スキーヤーが頭を強く打ち意識不明となっている。消防に「子供が倒れた」とスキー場の職員から通報があった。少年はコース内のスキー板置き場のそばで発見された。少年が倒れていた場所など周囲の状況から、スキー板置き場にぶつかり、頭を打ったのではないかとみられている。 ドクターヘリが駆けつけて応急処置をしたが、少年は頭蓋骨を陥没骨折しており意識不明。 まずは、事故発生の初報です。これらの記事を読んで、 さんはどのようなことを読み取りますか。 ②へ続く

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事故事例から考える「スキー教室少年衝突死事故」①