2019年9月に発行された最新版(2019年9月改訂版)「日本YMCAキャンプスタンダード」をお読みになっているでしょうか。
「はじめに」に記載されていますが、キャンプスタンダードとは、日本におけるYMCAキャンプとして欠くことのできない要件を示したものであり、キャンプディレクターおよび所属するそれぞれのYMCAによって達成されるべき目標です。
つまり、日本においてYMCAキャンプと名がつくすべてのキャンプは、このスタンダードが示す要件を欠かさず達成できるようにしなければならないということです。
このことは、2019年9月の全国ウエルネス事業部野外事業担当者会にて確認され、各YMCAにおいて取り組むことになっています。
また、キャンプスタンダードは、それぞれのYMCAにおいて要件を確認し、キャンプディレクターにより運用されます、とあるように、キャンプディレクターによってスタンダードは運用されます。
各々キャンプディレクターは、YMCAの名を冠したキャンプであることと内実がYMCAキャンプになっているということを一致させる役割と責任を担います。
さんは、その役割と責任を果たしているでしょうか。ユースリーダーやボランティアに対して説明しているでしょうか。スタンダードがある事をステークホルダーに伝えられているでしょうか。
「日本YMCAキャンプスタンダード」は、1965年に最初に作成され、時代の変化に応じて改定されてきました。野外事業に関わるスタッフは必読・必携なのです。
2019年版の改訂ポイントや内容の解説について、順次取り上げて行きます。
日本YMCAキャンプスタンダード2019改訂_Ver202101